面接

2004年4月15日 恋愛
彼女にはもう会っていないと信じていたのに
その事実は意外にも彼の口から告げられた。
引越すにあたって住む部屋を決めなければいけないのは当たり前なのに
どうして彼は彼女に相談したんだろう。
どうして彼女と一緒に部屋を見に行ったりしたんだろう。
どうして どうして

私じゃなかったんだろう。

引越しの日に彼の部屋に一緒にいたのは私。
後にも先にも一回しかない「初めて」の瞬間は
私ではなく彼女なんだよね。
「手伝いに来て」とお願いされて出かけたけど、
私が到着した時にはもう部屋はある程度片付いていて。
そこには見慣れない女性がかいがいしく彼の世話を焼いていた。

彼のお母さん、だった。

中華街で昼食を取り、そのまま帰宅すると言う。
なぜだかよくわからないまま私も一緒に行くことに。
その時の私は彼女に嫉妬していて
彼の親に会うことの意味を全く意識していなかった。
彼女より一歩リードしてる、なんて
おかしな優越感にひたっていた。

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