彼に挨拶もままならないまま
飛び起きて携帯を持ったまま家路についた。
旦那はもう家に帰ってきている。時間は11時半。
怒りに震えた声で旦那が電話の向こうで怒鳴っている。
「今帰るから、途中だから」と
恐怖で電話を何度も落としそうになる。
「友達っていつものあの子だろ?いいから電話に出せ!」
「違うよ、今戻ってるの。一人だから」と言っても
旦那は全く聞く耳を持たない。
電波が悪いフリをして電話を切った。
でもまたすぐ着信がある。
信号待ちで震える手で履歴を全て消去し、
電源を切った。
彼とはもう逢えないかも、しれない。
飛び起きて携帯を持ったまま家路についた。
旦那はもう家に帰ってきている。時間は11時半。
怒りに震えた声で旦那が電話の向こうで怒鳴っている。
「今帰るから、途中だから」と
恐怖で電話を何度も落としそうになる。
「友達っていつものあの子だろ?いいから電話に出せ!」
「違うよ、今戻ってるの。一人だから」と言っても
旦那は全く聞く耳を持たない。
電波が悪いフリをして電話を切った。
でもまたすぐ着信がある。
信号待ちで震える手で履歴を全て消去し、
電源を切った。
彼とはもう逢えないかも、しれない。
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