平野の果てに

2004年8月6日
旦那の実家には何度か足を運んだことがある。
冠婚葬祭と帰省くらいとはいえ
それなりの思い出は残っている。

どこまでも続く広い空、
広い平野、かすむ山並み。
高速道路かと見まごう程の広いバイパスは
長距離運転の最後のしめにうってつけで。

川沿いの道を曲がり見慣れた風景の角にある
小さな空きスペースに車を停め、
ろくな挨拶もしないままズカズカと上がりこんだ。

「今日わざわざ来たのはですね・・・・」

旦那の仕事に対する意識と私が横から感じる意識のズレ。
私への配慮のなさ、暴言。

話しているうちに情けなくなってきた。
旦那もずっとうつむいたまま、固く手を握っている。
話相手のはずの父親も以前の病気の後遺症をかかえ
言葉が思うようにでないのだ。

あたしは 一体 何がしたかったんだろう。

こんなにこの人達を苦しめているのは
あたしなのかも、知れない。

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