真新しい建物の匂い

2004年9月23日
冷たいイメージを抱いていた地方裁判所は
家庭裁判所とは少し違った趣で
警備員も中にいる人も待合室にいる人でも
なんとなく落ち着いて見える。

受付に向かうと大きめの制服を着た
まだ幼さの残る男の人に説明をうける。

あぁそうだった、退去命令だった・・。

普通のオフィスとなんらかわらない事務所の中。
その机の合間を縫うように奥へ進めと促される。

仰々しい書類を並べられ、淡々と説明を受けると
旦那に対してそこまでしなければならないのか?と
自分の中で疑問符が浮かぶ。

確かに旦那は私に対して
言葉も、肉体的にも暴力を与える。

急に情が沸いてきて、なんとか命令を出さないように
回避策を尋ねていた。

「この退去命令を出すには警察での相談実体が必要なんです」

そうか、警察に相談するまでは
このままでいいわけね・・・・。

わかりました、またきます。と
書類を脇に抱え、地裁を後にした。

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