つまらない女

2004年4月28日 恋愛
終わりにしようって言ったのは
私だったはず。
あれからメールも電話も来ないのは
当たり前のことなんだけど。

今までなんでも一番に話してたのに
何かあったらすぐ携帯を手にしてたのに

鳴らない携帯を見ていたら
なんだか悲しくなってきて。

誰にも知られないように
お風呂の中で泣いた。シャワーを出しながら泣いた。
表情を隠すために眼鏡をかけてお風呂を出た。
目が赤いのはコンタクトの不調のせいにするために。

携帯を握り締めたまま
毛布を彼に見立てて
ぎゅーっと抱き締めたまま眠りについた。

ただ逢いたくて ただ声が聞きたくて
忘れたくなくて 恋しくて

私はまた彼にメールした。

決断の時

2004年4月27日 恋愛
自分が彼を求めた時に
彼がもし私の気持ちに応えてくれなかったとしたら
私はきっと彼を恨み、旦那を恨み
そして世の中を恨んでしまうことだろう。

きっと耐えられない。
全てを失ってしまうことに。
ひとりぼっちになってしまうことに。

彼とは終わりにしよう。
今まで呼んでくれたくれたことのない私の名前を
優しく呼んでもらうことにしよう。

そう決めて彼に逢った。

いつもと何もかわらない目で
いつもと何も変わらない手で 声で
私に触れる彼がいた。

背中をみつめながら
「もう、今日で最後にしようと思う。」と告げると彼は
「君がそう決めたなら」と抑揚のない声で言った。

彼に逢えなくなることがさみしかったわけじゃない。
私に逢わなくなっても彼はきっと
次の誰かを見つけるだろう。
だからこんなに無関心な声なんだ、と自分に言い聞かせて
彼を嫌いになろうとした自分が情けなくて涙が溢れた。
振り向こうとした彼の背中を押さえて
「お願い、こっち見ないで」としばらくうつむいたままでいた。

「何で泣くの?自分で決めたことなんでしょ?」と
彼が優しく髪を撫でたのが悲しくて
「そんな顔じゃ帰れないでしょ?」と
また優しく目を冷やしてくれたのがまた切なくて
顔をくしゃくしゃにして泣いた。

人前であんなに涙を流したのは
何年ぶりのことだっただろう。

守ってあげたい

2004年4月26日 恋愛
離婚を意識し始めてから
私の中で迷いが生まれた。

本当は彼のところへ行きたいから
彼と一緒に生きて行きたいから

目先の快楽に負けて私は何か大切なものを
失いそうになっているんじゃないかとさえ思えてきて。

思い返してみると彼は私に
好きだと言ってくれたことも
旦那と別れてくれとも言ったことはない。

私は一人で
本当に一人で生きていかなければならないのかもしれない。

彼に捨てられても、私は旦那と離婚する道を選ぶのだろうか。

わからない、わからない。

彼とはもう、終わりにしたほうがいいのかもしれない。

壊れるココロ

2004年4月25日 恋愛
旦那が体調を崩した。
と、言っても結婚した当時からの持病で。
持病なんて簡単な言葉で表してはいけないものなのかもしれない。
気の持ちようなのかも、知れない。
彼はうつ病、だった。

笑うこともなく
ただ毎日時間を過ごして。
決断を迫られることに異常な恐怖心を持っていた。
あんなに強かった旦那が
今は子供のようにただそこで震えている。

旦那をここまで追い詰めたのは
私かもしれない。
休息のための「家」という旦那の居場所を
奪ってしまったのは私なのかもしれない。

・・・・離婚

その二文字が頭を過ぎった。

電話の正体

2004年4月24日 恋愛
「昨日何時に帰った?」と
不機嫌な声で起された。

幸運なことに旦那は昨日のあの電話も
断片的にしか覚えていないようだ。
彼を彼女だと思い込ませるには今しかないと思った私は、
「昨日すごく怒ってて、手がつけられなかったよ。
友達も、もうあなたとは怖いから話したくないって言ってたけど
何を言ったの?」と

チクン、と心が痛んだけど 今はそう言うしかない。

「何も覚えてないんだよね・・。ほんとに話した?」と
私に疑いの眼差しを向ける。
「ほんとだって。だからもう話したくないって言ってたよ?」と
私も負けずに言い通した。

これでしばらくは大丈夫な・・・はず。

取り越し苦労

2004年4月23日 恋愛
たくさんの言い訳を考えた。
平静を装って家に入るために
大きな深呼吸をした。
相手はしらふじゃない。
もしかしたら前みたいに手が出るかもしれない。

時計はすでに12時を回り
主婦が帰る時間ではないのはわかっている。

恐る恐る玄関のドアを開けると
スーツが床に脱ぎ捨てられていた。
家の中がしーんと静まり返っていたせいか
私はひどい緊張を覚えた。

そーっとふすまを開けると
旦那がぐっすり眠っていた。

安心感で少し涙が出た。

震える声

2004年4月22日 恋愛
彼に挨拶もままならないまま
飛び起きて携帯を持ったまま家路についた。
旦那はもう家に帰ってきている。時間は11時半。
怒りに震えた声で旦那が電話の向こうで怒鳴っている。

「今帰るから、途中だから」と
恐怖で電話を何度も落としそうになる。
「友達っていつものあの子だろ?いいから電話に出せ!」
「違うよ、今戻ってるの。一人だから」と言っても
旦那は全く聞く耳を持たない。
電波が悪いフリをして電話を切った。

でもまたすぐ着信がある。
信号待ちで震える手で履歴を全て消去し、
電源を切った。

彼とはもう逢えないかも、しれない。

警鐘

2004年4月21日 恋愛
旦那が飲み会で遅いのはわかっていた。
でも前回のように早く帰ってこられてはまずい。
友達と食事に行く約束をした、と
夕飯の支度はせずに旦那を見送った。

今日は遅くても11時には戻っていなくては

そう自分に言い聞かせていたのに
彼の部屋へ行くと時計の進みがとても速い。
時間は平等だと言うけれど、きっと彼といるときだけ
魔法の時計になるんだ。
刻一刻と帰る時間が迫っているのに
私は彼の部屋で何もしない贅沢な時間を満喫していた。

膝枕したり、何も話さなくても
退屈にならない時間があるなんて。
彼に触れていなくても 私に彼が触れなくても
私はこの部屋で彼と一緒に時間を過ごせるだけで
とても穏やかで満ち足りた気持ちになる。

そんなゆったりした時間に身体をあずけて
彼の「帰らなくていいの?」という呼びかけも
その時の私には子守唄程度にしか聞こえなかった。
「うん・・もう少し・・・もう少し・・ね」
と夢心地になっていた私の
心臓を貫くように旦那からの着信があった。

油断

2004年4月20日 恋愛
旦那の体調が思わしくなく、
久しぶりに会う友人、そして離れて住む家族が口々に
「やせた・・よね?」と言う。
私はあの夜以来旦那が怖くなってしまい
まともに顔を見れなくなってしまっているので
旦那の異変には気がつかないでいた。

久しぶりに旦那の顔を見ると
やはり少し顔色が悪い。
目が鋭く感じるのは
やせてしまったせいなのか それとも私が怯えているからか。
旦那の仕事が急激に忙しくなり、毎日深夜まで残業が続き
土日出勤も当たり前。
食欲が無い、と胃のあたりをさする旦那を知ってはいたけれど
私は毎日彼の元へ行くことばかり考えていた。

また、旦那が飲み会だ。
今日はゆっくり彼に逢えるかも、しれない。
浮き足立っていたせいか、いつもの慎重な私ではなかった。

設定

2004年4月19日 恋愛
「早かったね」と作り笑いがひきつっていて
不自然に頬が上がるのがわかっていても
自分ではどうすることもできない。

先日から気がついていた旦那の異変はますます色を濃くしていて
酒を少し飲んでるせいもあり
そして私の被害妄想もあり
上気した表情に違和感を覚えた。

「ご飯、軽く食べるけどどうする?」と何気なく聞くと
表情がないのに顔がますます赤く上気したように見えた。

次の瞬間大きな声で
「メシ食いに行ってて迎えにこれなかったんじゃねぇのかよ!」

あ・・・。

咄嗟に彼の名前がでた。もちろん「ちゃん」付けで。
彼は今日から私の地元の友達になった。もちろん設定は女性で。
酒の勢いも手伝って、旦那はとても怒っている。

旦那を怖いと思ったのは
これが初めて、だった。

試される心

2004年4月18日 恋愛
旦那が飲み会で遅くなる日は決まって
私は会社からまっすぐ彼の元に行く。
旦那はお酒が入ると自制心がきかなくなる人。
毎回終電近くまで右も左もわからなくなってからしか
帰ってこないことはわかってる。
タイムリミットは12時、私が普通の主婦に還る時間。

いつものように彼の元へ向かう途中、携帯がけたたましく鳴った。
着信メロディーは彼じゃない。
ウインドウを覗くと旦那の名前。時間は8時半。
血の気が引くのを感じながら恐る恐る電話に出ると
怒った旦那の声がする。

「今駅に着いたから迎えに来いよ」

突然の出来事に言葉も出ない。
私が今いるところから自宅近くの駅までは余裕で1時間かかる。
何とか取り繕いながらすぐには行けない事を伝えると
なんとかごまかしきれた様子。
彼に電話をし、すぐそばまで来ているが行けなくなったことを伝える。
黄色から変わる信号で強引にUターンをし、家まで急いで戻ろうとした。

1秒でも早く戻らなければ。
・・・・・たとえ1秒でも彼の顔が見たい。

車を道路わきに止め、私が車から降りたその先には
いつもの見慣れた彼の部屋のドアが。
ドアを開けてくれた彼の驚いた顔を見たら
自分のしてることの大胆さが身に染みてきた。

「来れないって言わなかった?」と笑う彼を見ていたら
さっきの動揺が嘘のよう。
「近くだったから顔見て帰ろうと思ったの。」と
彼の腰に手を廻して
束の間の彼のカタチを感じて。

「じゃあ、帰るね。」と振り切るように部屋を後にしようとしたけど
振り返ってキスをした。

自宅へ戻ると冷ややかな目をした旦那がそこに座っていた。

game

2004年4月17日 恋愛
彼が近くへ来たことで
私の気持ちのブレーキは少しずつ壊れてきていた。

彼は私に、愛の言葉をささやいたことがない。
歌の歌詞にあるようなセリフも
好きだ、愛してるなどの短い言葉ですら
私に向けて発したことがない。

私が彼に夢中になるのはそのせい、なのかも。

いつか好きだ、って言わせてみせる
いつか愛してるって言わせてみせる、
いつしかそんな意地だけが私を突き動かしていた。

その頃から
旦那が身体の不調を訴えるようになり、
見るからに目がくぼみ、顔色が悪くなり、
不安定な状態になっていった。
そんな彼を見ても私は「また・・・?」と一蹴し
旦那を突き放し彼の元へと走り始めていた。
そんな私に気がついたのか
旦那は私に内緒で転勤願いを出していた。

痛みと距離

2004年4月16日 恋愛
彼の部屋に入るとまた違和感があった。
女の第六感というのは、こういうことなんだ。
久しぶりに入ったその場所は 彼の匂いがして彼そのものだったのに
異質な空気を放つものがそこにあった。

「カーテン・・・?」

長さが調節してある。
彼はまた違う女の子がきてすそをあげてくれたんだ、と笑っていた。
待ち針が打たれたままのカーテンを見ていたら
またムクムクと嫉妬の嵐が襲ってきた。

引きちぎるようにカーテンをはずしチクチクと縫っていたら 指先にちいさな痛みが走った。
指だけじゃない、気持ちもチクチク傷んでいた。

どうして?・・・・どうして?

答えもでないのに頭の中はそんなことでいっぱい。

そしていつも私がヤキモチを妬くと彼は決まってこう言う。
俺は誰のものでもないよ、それに君は結婚してる、と。

追いかければ、逃げる。
追いかけるのをやめようと思ったら
彼は私のすぐそばにいる。

いつでも私達の心の距離は一定で
つかず、離れずの状態でいるんだよね。

面接

2004年4月15日 恋愛
彼女にはもう会っていないと信じていたのに
その事実は意外にも彼の口から告げられた。
引越すにあたって住む部屋を決めなければいけないのは当たり前なのに
どうして彼は彼女に相談したんだろう。
どうして彼女と一緒に部屋を見に行ったりしたんだろう。
どうして どうして

私じゃなかったんだろう。

引越しの日に彼の部屋に一緒にいたのは私。
後にも先にも一回しかない「初めて」の瞬間は
私ではなく彼女なんだよね。
「手伝いに来て」とお願いされて出かけたけど、
私が到着した時にはもう部屋はある程度片付いていて。
そこには見慣れない女性がかいがいしく彼の世話を焼いていた。

彼のお母さん、だった。

中華街で昼食を取り、そのまま帰宅すると言う。
なぜだかよくわからないまま私も一緒に行くことに。
その時の私は彼女に嫉妬していて
彼の親に会うことの意味を全く意識していなかった。
彼女より一歩リードしてる、なんて
おかしな優越感にひたっていた。

伏線

2004年4月14日 恋愛
いつもと何も変わらない毎日の始まり。
彼がこっちに引っ越して来ることになって
私も心中穏やかではいられない。

電話もメールも頻繁にやりとりするようになり、
旦那も怪しんでる様子。
ご機嫌取りに旦那と久しぶりの外出をすることになった。

春の日差しの割には気温が高くて
歩いているうちに汗ばんできた。
自動販売機でジュースを買うことになり、私も迷っていると旦那が
「これってどんな味だった?」と、飲んだこともないジュースを指差す。
「え?そんなの飲んだことないけど・・?」と返すと
「嘘だ。車のゴミ箱にペットボトル捨ててあったよ?」と。

彼があの日捨てたボトルのことだ。

「・・・・。あぁーそれね。こないだ暑かった時に買って一気飲みしたから、
味なんて覚えてないよ。」と作り笑いをした。

彼がこっちに越してくるということは もっと危険が伴うんだ。
もし旦那に彼とのことがバレたり、離婚なんてことになったら彼とは別れることになる。

彼を失いたくない一心で嘘を重ねたのに

彼はその頃またあの子と会っていた。

ちいさな秘密

2004年4月13日 恋愛
私が横浜へ来た大きな理由は旦那の転勤、だった。
大きな問題を起こし、時期をずらしての転勤。
会社の計らいで、対外的には栄転という形にしてもらったが
実際は左遷だった。

その話は今まで私も避けてきた話題だったけど、
彼に隠し事したくなくて、私をなんでも知って欲しくて
考えながら話したんだった。

私にとっては消そうとしても消えない忌々しい過去。
今でも旦那と口論になると必ずと言っていいほど口をつき出てくる話で
もちろん事を起した本人も触れられたくない過去。
一生この人といる限り、いやそうじゃなかったとしても
忘れることのできない大きな出来事だと思っていたのに
第三者にしてみればそんなこと小さなことだったんだよね。

話終わって彼の顔を見たら
今までこんなに悩んでいた自分が小さくて
心が一気に軽くなったんだった。

この人に、出逢えて、よかった。

それから何日かして、内定の通知がきたんだったよね。

短い前髪

2004年4月12日 恋愛
先日面接を受けた会社から連絡があったらしい。
まだ内定ではないけど、詳しく話を聞きたいらしく、
またこっちに来ることになった。

この間逢った私とは少しでも違う顔を見せたくて前髪を少しだけ切った。
当日は彼と彼の友達と3人で会う予定。
実は彼の友達とは私も面識がある。相手が誰とは言ってないけど
彼の相談をよくしてた。
もちろんその友達には彼に逢うのは初めてだって嘘ついて。

久しぶりに逢った彼はスーツ姿だったせいか
なんだかとっても自信に満ちた感じがして
前と何も変わらない自分が少し恥ずかしくなるようで
「はじめまして」なんてうつむき加減に挨拶をした。

お決まりのカラオケ。
トイレに立った私を追いかけてきた彼は
「今日、どうする?」って聞いてきた。
「その時に考えるわあ」なんて軽い返事をしてまた部屋に戻ったけど
その後は彼の友達を巻くことしか考えてなくて。

結局3人でビジネスホテルに泊まって、彼の友達だけ仕事に行って。
さわやかな朝の情報番組の前で、久しぶりに抱き合った。

その時に今まで言えなかった心のつっかえを、
誰にも言えなくて苦しんでたあの日の出来事を、
笑いながら話せた気がする。

私が横浜に来た理由。
あなたに出逢うために私はきっとここへ呼ばれたんだよね。

小さな旅行

2004年4月11日 恋愛
就職の面接の後に彼に会う約束をする。
カフェで待ち合わせて手ごたえを聞く。
割と好感触だったようで一安心。
彼がこっちに就職したら、私と逢う回数も増えるのだろうか。
それとも、もう逢えなくなってしまうのだろうか。

また逢う約束をしてその日は別れた。

次の日。
初めて彼と過ごした夜には結構大きな地震があって、
そして昨日は火事があって電車が止まり、彼はこっちにこれなくて。
そして待ち合わせた駅は私の勘違いで一駅違ってて。

すれ違いばかりだねって笑いながらドライブへ出かけた。

今日の目的は足湯。
でも長い時間は取れない。タイムリミットは夕方だ。
私はいつものように会社に行く振りをして旦那と一緒に家を出て
いつもの駅で反対方向の電車に乗った。
彼に逢うために。

道に迷いながら、渋滞に巻き込まれながら湯河原へ向かった。
細い道で雨が降っていて、すれ違う車とぶつかりそうになりながら
なんとかその場所までたどり着いたのにその日はなんと定休日。
「普通、調べない?休みとか」なんて笑われながら来た道を戻ることに。

帰りに寄ったサービスエリアで彼はジュースを買って一気に飲み干し、
そのボトルを車のゴミ箱へ捨てた。

せっかくこっちに来たのに、何の思い出も作れなかったね。
そして面接、いい結果がでるといいね。

衝突

2004年4月10日
私が彼に逢いに行った日に彼は仕事を辞めていた。
辞めた、というより契約が切れたのだ。

求職活動をし始めた彼は
思う仕事になかなかめぐり合わないようで
小さな鬱憤が溜まっていた。
近くにいないせいか、文字では伝わらないのか
私はそのことに気づいてあげられなかった。

小さな衝突が続く。
こんなはずじゃなかったのに・・・。

そんな時、1社面接が決まった。
来週こっちに来るらしい。

「時間があったら逢おう」、という彼からの連絡を
信じて待っていればよかった。
彼女と会う約束を知らないままのほうがよかった。

逢えないさみしさを
誰かのついでだというやきもちを
見えない気持ちを
勢いに任せて彼にぶつけてしまった。

「嫌いだったらそっちに行くたびに連絡なんてしないだろ」

好き、はいつか嫌いに変わる。
嫌いじゃない、はいつか好き、に変わるのだろうか・・・。

いつもの日常

2004年4月9日 恋愛
家に戻ると旦那がいた。
それは当たり前のいつもと同じ日常ではあったけど
とても違和感を感じた。

旦那は私が楽しそうだと不機嫌になる。
「俺が出張で疲れて帰ってきてるのに、どこほっつき歩いてるんだ」と
またいつもの調子で問い詰められる。

「一人旅をしてきた」とだけ言い、
今まで一人でなんて何も出来なかったはずの私だったのに
そんな言い訳をしてる自分がおかしかった。

そしてまた、いつもの日常が始まるかと思っていたのに・・・。

旦那は私と結婚してから
よく仕事を休むようになった。
旦那の実家に相談しても取り合ってもらえない。
私の実家でも、答えは同じ。
私が何度お願いしても、旦那の答えはいつも一緒。
「仕事行かなくても給料持ってきてるんだ!何が悪い!」、だ。

何を言っても無駄だ・・・。

そう思った瞬間から私達夫婦の会話はなくなった。

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